My Life

九州旅行記 〜肥薩線の旅〜
青春18切符を使って、景色がきれいだという肥薩線に乗ってきました。やっぱり自然が一番ですね!!


   九州・沖縄旅行記TOP    旅行役立ちグッズ 

肥薩線の旅 2004年8月14日

いっきに八代まで

八代出身の母、熊本の大学に行っていた父に「肥薩線はきれいだから」と言われて、肥薩線の旅を決行。
先日の阿蘇ボーイに乗る時間と同じ電車で行くことにした。でも、前日に始まったアテネオリンピックの開会式の せいで寝不足・・・出発の20分前に起きてしまって、おにぎりを作る暇もなかった〜!

大牟田駅   2両編成のワンマン電車
8時53分大牟田駅到着。
9時01分大牟田を出発。
ここからは2両編成のワンマン電車。前乗ったときは、人が多くて写真を撮れなかったけど、 今回はお盆中ということもあり、なんとか車内の写真を撮ることができた。
ワンマンだけど、明るくてきれいな車内はかなりお気に入り♪

八代までそのまま乗っていく。
八代駅の前に新八代駅というのができていて、ここが九州新幹線の 端っこの駅。田んぼの真ん中に、ドーンと近代的な駅ができていてびっくりした。
鹿児島から30分くらいで着くらしく便利だけど、、、博多までつながらないとなんか不便だな。
でも、うまくできているのが、 博多から鹿児島までの特急がリレーつばめとして新幹線のホームで連結しているところ。
普通、在来線と新幹線は 乗り場が違うからかなり乗り換えで歩くんだけど、ここは在来線が新幹線のホームまで行くから、隣のホームで乗り換えて そのまま乗れるんだって。
鹿児島−八代を新幹線に乗って、そのあと隣のホームから特急で博多までという感じ。
新幹線がはやくつながったらいいけど、、、見た感じまだまだだろうなぁ。

肥薩線で人吉まで

八代から人吉まで肥薩線(えびの高原線)に乗って景観を楽しむことが、この旅の第一の目的。
熊本県(肥後)−鹿児島県(薩摩)を結ぶこの路線は、球磨川(くまがわ)沿いを一両編成の汽車が走っている。 もちろんレールも1本。

球磨川   球磨川
お盆期間だからか、座ることができず先頭に立って車窓を楽しむことにした。
進み始めると、どんどん緑が深くなっていき右側に球磨川を見ることができた。
川と山が四方八方に広がって、 景色がきれいだと言っていた両親の言葉を思い出した。本当に見ないと分からない景観!
『緑が深い』という表現も、こういうときに使う言葉だな〜

阿蘇ボーイで阿蘇を走りぬけたときも、自然を身近に感じたけど、、、それともなにか違う。あれは草原を走り抜けるという 感じかな。それに比べて、肥薩線は山を走り抜ける感じ。
一本しかない線路も、線路じたいがどこなのか分からないほど草が覆っていた。車輪と運転手さんだけが、いつもの線路 を見つけることができるような雰囲気。
ところどころに石垣で作った段々畑があって、取り囲むように数件の集落がある。縁側には、畑仕事をするときにかぶる麦藁帽子 がぶら下げられていて、近所の人と笑顔で話す人の姿も見えた。
幸せって本当になんなのか分からないな〜

熊本県 人吉市

人吉 1時間ほどで人吉駅に到着。
なんだかホームもなかなか味がある。進行方向を見ても、来た道を見ても森って感じで、 線路に下りて写真を撮りたかったくらい!(無理だけど、、、)
人吉駅   人吉駅
人吉は市だけあって、駅前はきれいに整備されていた。
知らなかったけど、人吉は温泉地なんだそう。お盆休みで観光に来ている人を数人見かけた。
それ以外は、 バックパックに寝敷きと傘をくくりつけた、電車の旅好きな青年たちが鹿児島に行きの汽車を待っている感じ。 (みんな真っ黒に日焼けして、ボロボロの時刻表を持ってるからすぐ分かる!)

私は30分後の八代行きで戻るために、近場しか歩いて周れなかった。観光地図を見ると、人吉城なんかもある みたいで時間があればゆっくり周ったのに、、、
球磨川の鮎釣り 駅から歩いてすぐのところに、球磨川にかかった橋がある。そこから下を覗くと鮎釣りをしている 人発見!!
宮崎で一度見たことがあるけど、胸までつかっておとりの鮎をつけ寄ってきた鮎をひっかけるという釣りらしい。
きれいなところにしか鮎はいないと聞いたし、ここもきれいな川なんだなー!

自然感がマヒしてる!?

帰りの汽車に乗り込むと、すでに窓側の席は全て空いてなかった。ショック!
とりあえずおじいさんの横に座ると、「どこからですか?」と声を掛けられた。軽く会話をするものの、 人吉弁に阻まれてなかなか会話が成り立たない〜〜 ><;
おじいさんは3駅先で下車。窓側に移動して窓の外を覗き込んでいた。すると・・・今度は別の おじいさんが来て「どちらまで?」と言われてしまった。ゆっくり外が見たいのに。。。(涙)
でもお母さんに「あんたの取り柄は愛嬌くらいなんだから、声を掛けられたらなんでも笑って応えなさいよ」と よく言われるんだ。しょうがない。おじいさんと話をしながら、八代までの車中を過ごすことにした。

おじいさんは、人吉出身で今は熊本に住んでいるんだという。お墓参りで久しぶりに人吉へ来たんだって。
下に見える川を指差して「汚かでしょうが〜背も立たんごんなってから。昔は違ったとですよ (汚いでしょ?背も届かないほど水が増えてしまって。昔は違ったんですよ〜)」と話し始めてくれた。
汚いって鮎もいるのに、、と思っていると、
『この川にダムば2つも作って、水ば塞き止めたとですよ。せやけん、水の流れがのうなってこぎゃん汚れっしまったとです。 ぎゃんことして何になるか知らんばってん、それでもまだ作ろうとしとるとですよ。もめとる川辺川ダムができたら、 五木の子守唄で有名な五木村も水に沈んでのーなってしまうとですよ。これがきれいと思ったらダメですよ。
(この川にダムを2つも作って、水を塞き止めたんです。だから、水の流れがなくなってしまって、こんなに汚れてしまった んですよ。こんなことして何になるか知らないけど、それでもまだダムを作ろうとしてるんですよ。もめている川辺川ダムが できたら、五木の子守唄で有名な五木村も水に沈んでなくなってしまうんですよ。これできれいと思ったらダメですよ)』

なんだか胸が痛くなってしまった。
来たときに球磨川と自然って調和しているなぁ〜なんて思ったのに、実際はどんどん 開発が進んでしまっていた。よく見ると、本当に塞き止めてダムがあったし。
子供の頃、私が歌ってもらったのは五木の子守唄だった。川辺川ダムなんてニュースでしか見ないことが、急に現実味を 帯びてきた気がして、有明海の問題といい私たちはなにをやってるんだろ?と愚かさを痛感した。
問題が身近じゃないから、テレビの中や会議の中だけでの話しにしてしまってる。
ここに来て、この自然を感じて自然と一緒に生きてきた人の話を聞くことをしないで、どうして物事を決められるん だろう。
あまりにも当たり前のことを全然わかっていなかった自分が情けなかった。

肥薩線の旅(2)へ >>






  九州・沖縄旅行記TOP   旅行役立ちグッズ  



Copyright My Life All rights reserved.
本サイトを無断で転載・複製することを禁じます。