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九州・沖縄旅行記 〜福岡〜
博多祇園山笠の追い山見物に行ってきました。福岡に住んでいるのに実際この目で見るのは初体験のお祭りでした。

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博多祇園山笠 追い山 2004年7月15日

博多祇園山笠について

福岡の夏のお祭りといえば山笠。これぞ男の祭りー!!という感じ。
ただし、福岡のお祭りと言うのは多少語弊があって、正確には博多のお祭りかな。いつも説明するけど、 福岡≠博多というのが地元の人の感覚だと思う。
県名も市名も『福岡』。博多といえば単なる『博多区』だけど、その中でも『博多』と呼ばれる地域は 限られていて、もともと商人の町だったところを指す。
福岡と博多は那珂川(ホークスが優勝して飛び込む川)で隔てられていて、福岡は武士の町・博多は商人の町 という感じだったみたい。
山笠は博多のお祭りだから、博多地区の人が行う。博多の町を7つに分けてそれぞれが「流れ」を作る。 山笠のときにしか聞かない言葉で、西流・土居流・中州流・東流・大黒流・恵比寿流・千代流の7つ。 そして最後に登場する上川端通。
出発時間も面白くて、一番山が出発するのが早朝4時59分。櫛田入りし(櫛田神社で祝いめでたという博多の祝い唄を歌う) 博多の町へ飛び出していく。あとは5分ごとに出発。
櫛田入りするときの舁き山(山笠では『山を舁く(かく)』という)のタイムを、7つの流れで競うのも見所。

飾り山

博多山笠 飾り山(表) 博多山笠 飾り山(見送り) 博多山笠 飾り山 博多山笠 飾り山

この時期、博多人形師たちが作った『飾り山』がいろいろなところに飾られている。
舁き山とは別に、今年は16箇所に飾られていたみたい。
私が見たのは、新天町にある十六番山笠とソラリアのビル内にある十五番山笠。裏と表があり、 裏のことを『見送り』と言う。見送りには、漫画やダイエーホークスなどといったものをモチーフに する。
もともとは、この飾り山を追い山のときにも使っていたらしい。ただ、電線の発達などで道を通ることが 不可能になったんだとか。
確かに中心地を通るんだからしょうがないけど、、、この山を舁くのはどれくらい迫力があっただろう。

追い山

いつまで福岡にいるかも分からないし、見れるときに見ようと今年は追い山見物をすることにした。 ただし朝が早い・・・(汗)2時半に起床。この日はJRも西鉄も臨時電車が出ている。
一人で行くつもりが、おばあちゃんがどうしても行きたいというので、大丈夫かなぁ?と思いつつ、 3時すぎに待ち合わせをして行くことにした。

始発前の博多駅

臨時列車が博多駅に到着。
いつもはごったがえしている博多駅も、まだ始発前ということもあって人がいない!!
これだけでもかなり貴重な体験な気がした。だって、JRなんてそうそう臨時がでるもんでも ないし・・・
こんなに人がいないから記念に写真を1枚♪

追い山を見るなら、道路が狭いほうが迫力はある。走り抜ける感じや、清い水をかける雰囲気などを 堪能できるんだとか。
櫛田神社のほうまで行けばそうなんだろうけど、、、80歳をすぎた祖母を連れて行くのは無理。 比較的すいている大通りで見るほうが楽だし。
というわけで、大博通りで見ることにした。

山笠 追い山

4時59分に出発した山が到着すると、オイサッオイサッという掛け声が聞こえてくる。
先頭には子供たちが並んでいて、締め込み姿がめちゃめちゃかわいー!
おじさんが締め込みをした赤ん坊を抱っこしていたりもする。さすがに、こんな朝早く起きているはずも なく爆睡している子も多々。(笑)

追い山 恵比寿流  追い山 土居流  追い山 大黒流
追い山 東流   追い山 中州流

見たら分かる通り、やっぱり飾り山とはだいぶん大きさが違う。そのうえ、櫛田神社で全精力を使ったのか、 この通りではいまいち迫力に欠けるような・・・
だけど、各流ごとに法被も山も違うから面白い。(一番流とかは暗すぎて撮影不能・・)
時間がたつにつれて空が明るくなってくる。4車線もある道路が全て通行止めになって、人と山が走り抜けていく のは気持ちがいい。
いつのまにか、おばあちゃんってば先頭で見ている!(笑)見たかったんだろうなぁ。

山笠 上川端通

どうやら終わった??と思いきや、なんだか歓声が聞こえてきた。おばあちゃんが「大きいのきたよ!きたよ!」と 興奮気味。
よく見ると、舁き山とは全くサイズの違うのがドーンと登場した。
これが、もともとの山笠のサイズのやつだ!!遠くから来てもすぐ分かるくらい大きくてきらびやか。
周りからは拍手がこぼれていた。そして、私たちの近くで止まって・・・

山笠 上川端通  山笠 上川端通  山笠 上川端通

上から旗が出てきて富士山が出てきた!!すご〜カラクリまであるのかぁぁ
大歓声が沸きあがった。知らなかったから余計感激。そのあと、掛け声とともに山が持ち上がり、 人形が白い煙を吐いた!わぁお!!

山笠 上川端通

山笠 上川端通

そして、そのまま走り去っていった。
めちゃめちゃ重たそうだったけど、歓声に満足気な舁き手たちの顔が印象的。山笠に出る人たちは、この日の ためにがんばってるんだもんなー

博多に住む友達は、もちろん山笠の週は仕事を休む。半月の間いろいろな行事があるため、ほとんどこの 月で有給がなくなると嘆いていたけど、、、実際はうれしそう。


「山笠があるけん博多たい」という台詞が理解できるような気がした。
明日から、法被姿の人を見ることがなくなると思うと寂しいなぁ。



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