2003年9月。
昌徳宮から歩いていけるところに、もう一つの世界遺産があ
る。
行くしかないな!と、昌徳宮で一緒になった日本人と二人で
行くことにした。
・・・ここ??
宗廟とは、李氏朝鮮時代の歴代国王とその妻を祭っていると
ころ。
だだっぴろくて、なにもないところ。(汗)
う〜ん。
なんでここが世界遺産に登録されたのか、素人の私にはよく
わからなかった。。。
それでも、毎年5月の第一日曜には、王の末裔が集まり儀式
が行われるとか。それは、古くからの伝統を重んじた風情が
あり、衣装一つとっても見ごたえがあるそう。
普通の日に行くと、、、普通のところ。。。(ちょっとショック。。
。)
2003年9月。
電車で前日までいた慶州をあとにして、韓国の首都であるソウルに到着。
ソウルから行ける世界遺産は結構あってウキウキだった。
宿泊先も、世界遺産である”昌徳宮”と”宗廟”に歩いていける場所にした。
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1405年に建てられた昌徳宮。
ここは、個人で自由に入る事ができない。 時間が決まっていて、日本語ガイドの時間は1日4回。 その時間の前にここに集合して、一人の日本語ガイドの人に付いて回るというシステム。 だから、この時間に行くとすべて日本人。。。(汗) 中は広いし、そうやって解説をしてくれるのはありがたいけど、、自分で好きに見て回りたいなーと思ってもできないのは、ちょっと不便な気もする。
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ここもまた豊臣秀吉によって焼失していて、建てなおされたり・・・と、日本人にとっては悲しい話。
この宮殿には、大韓帝国最後の皇太子である英親王も住んでいた。私は知らなかったのだけど、この皇太子の奥さんはなんと日本人。
梨本宮家の方子(まさこ)さんという人らしい。
第二次大戦という時代背景もあるだろうけど、ここに40年くらい前まで実際に住んでいたようで、韓国ではかなり人気のある人だということを言っていた。
さまざまなボランディア活動などをされた人で、韓国でも認められた日本人がいたということは、ちょとうれしい気持ちになった。
この宮殿の中はかなり広くて、途中に休憩があるほど。
それでも、一歩中に入るとるとソウルの大騒音の中にあるとは思えない静けさ。
木々も多くて、日本の皇居よりもカラフルな感じのする場所だった。
実際に、生活していた様子が垣間見られ、ガイドさんが丁寧に説明してくれるから、
ガイドブックよりも現実味があるのは確かだったな〜
<マメ知識>
↑ 上の写真の屋根の上に見える石像のようなもの。
日本の”しゃちほこ”みたいなんだけど、これは西遊記の登場人物なのだとか。
三蔵法師、孫悟空、猪八戒、、、などで、これも日本と同様に魔よけの意味があるらしい。
2003年9月。
慶州のバスターミナルからバスで30分。仏国寺に到着。
この日は、宿で一緒だったタイ人のおじちゃんとまわった。
バスに乗って、普門湖などを通り仏国寺に行く。
到着するとすぐにインフォメーションがあるので、詳しいことを聞いて中に入った。
韓国に来て思うことは、インフォメーションの充実。
韓国ならではだろうけど、日本語もほぼ100%通じる環境はありがたい。
逆に、日本人を狙った人が多いのも事実。
仏国寺に到着してすぐに、日本語で「入り口まで車で送ってあげるよ〜」と
おじさんに声をかけられた。あやしい・・・・
タイ人のおじちゃんと一緒だったから、話し掛けられる日本語をひとつづつ英語に
訳してあげないといけないのもだるかった。。
それでも、はっきり「NO」といえる英語っていいなぁ〜と実感。
(日本語だと曖昧にしがちだから、、、)
525年に建てられた仏国寺(ブルグクサ)。
日本の寺社と似ているけど、色使いは中国っぽい感じ。
赤や緑といった色が使われている。
日本は、黒と金が主だから。
それに、屋根の形がやっぱり違うのも特徴的だと思う。
日光東照宮のように、山にある大きな寺だけど、私は日光
のほうが圧倒するのがあったように思う。
あそこは自然との調和もすばらしいから。
韓国といえば、ハングル文字の印象があるけど、こういっ
た建物は全部漢字が使われている。
それも、昔の日本と同じように右から読む。
525年だから古いな〜と思っていると、実は1592
年に豊臣秀吉によって焼失させられているんだとか。歴史で習った
”文永・弘安の役”(むこうでは、”壬申倭乱”という)
こんなとこまで責めてきたんだ・・・説明の立て札にもそれ
がかかれていて、申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
今あるのは、1974年に建てなおされたらしい。
<マメ知識>
ハングル文字、実はできたのは15世紀。
その前まで韓国には固有の文字はなく、漢字を使っていたのだとか。
だから、古い建物などには漢字が使用されている。
といって、韓国人が漢字を読めるかというと、、、めちゃくちゃ簡単な漢字でも読めない人も多い。
仏国寺を一通り見学したあと、お昼ご飯を食べた。
韓国に来て初の韓国料理ビビンパ!!
・・・・辛かった〜〜〜!!!
そのうえ、タイ人のおじちゃんに「やっぱり日本人は高いもの食べるなぁ〜」と言われて
ムッとしてしまった。
外国で会う人には必ずと言っていいほどお金のことを言われる。
私が日本人だからだろうけど、”お金を持ってる”みたいなことを散々言われる。
いやいや、単に物価が高いだけだから・・・と、いつものように、
日本での収入を伝えたあと家賃を伝える。はぁ・・・
それでも、帰りのバス代がなくなっておじちゃんに借りた私に、
「君はお金のない日本人のほうだね!」とスマイルで言われた。それでいいや。。。。(汗)
仏国寺からさらに山の中へバスで9kmほど上ると
山間にあるのが石窟庵(ソッグラム)。
750年〜780年くらいの間に作られた、アジア3大洞窟寺院
の一つ。
この入り口から1kmほど上ったところに、真っ白な釈迦如
来座像がある。
高さ3.48メートルの大きさ。
ただ、奈良の大仏などと違ってちゃんと管理してあるし、
ガラスでかこまれていて、すぐ近くにいくことができない。。
。
それでも、こんな山中にこんなものを作ったなんて、、、と、
昔の人のことを思い浮かべたりしながら、自然の中をゆっ
くり歩いた。
確かこれが発見できたのは、郵便配達の人の雨宿りがき
っかけだったとなにかの本で読んだことがある。
2003年9月。
日本人なら誰でも歴史の時間習う新羅王朝。
その王朝が1000年にわたって花開いたのがここ。
釜山から高速バスでやってきたこの町は、日本の京都や奈良のようと言われているけれど、
もっと古く鄙びた感じはある。
駅前には屋台が並び、ビルも多く建っている普通の町。
それでも、町のいたるところに古墳や歴史物とかがあるから、
1日ゆっくり見て回るのもいいかもしれない。
こんな古墳公園の周りには、昔ながらの町並みが残っている。
地面に麻をひいて唐辛子を干している日常。
そして、小さな集落を歩くと生活も見えてくるから面白い。
庭先にはたくさんの瓶がおいてあって、その中からキムチを出す
おばあさんを見ることもできた。
奈良や京都のように、大勢の観光客がいるわけでもなく、
”ただそこに歴史物が存在している。”といった感じ